個人事業主、消費者金融の審査どうする？
個人事業や自営業を営んでいる人は、消費者金融の審査に通るのでしょうか？
個人事業主や自営業者が消費者金融の融資を利用する場合、二通りのケースが考えられます。
個人としてお金を借りる
まず、生活費を借りるなどの個人で消費者金融の融資を利用する場合、個人事業や自営業での安定した収入があれば、それは年収とみなされ、年収の１/3までの額の借入れができます。
年収証明するためには、課税証明書などの提出が必要です。年収を証明できなければ、個人としての借入れであっても消費者金融の審査に通るの難しいでしょう。
ちなみに、個人事業主や自営業者とサラリーマンやOLなどの大きな違いは、収入が安定しているかどうかということです。個人事業主や自営業者は、毎月毎月決まってお給料が入ってくるわけではないので、どうしても収入が不安定とみなされます。
例えば、お店を経営しているAさん、ある月の売り上げは100万円なのに別のある月の売上げは5万円、というような場合、融資を行うサイドの判断は「収入が不安定」となります。
融資する貸金業者などからすれば、毎月必ず20万円の給料が入ってくるサラリーマンの方が「安定していて」好ましいわけです。
なので、個人事業主や自営業者はどうしてもサラリーマンなどよりは審査に通りにくくなってしまいます。そんな時こそ、柔軟な独自審査の中小消費者金融の出番です。
事業資金として借りる
あと、もう一つは、事業資金としてお金を貸りるケースです。
消費者金融は「個人に」「小口融資」を行うのが一般的なのですが、消費者金融によってはビジネスローンのプランもあります。
大口のビジネス資金でなければ、無担保･無保証人で融資してくれるところもあるので便利ですね。
注意点としては、個人事業主や自営業者が融資を受けようとすると、総量規制にかかってしまうことです。
法人は総量規制は適用除外となるのですが、個人事業主や自営業者には総量規制が適用されるのです。
そのときは「事業・収支・資金計画」を提出して返済能力があると判断されれば、総量規制は法人と同じく適用除外になります。問題は、今日明日にでも必要な資金を調達するのに、そのような書類を作成する時間はないということですが･･･
事業資金としてお金を借りる場合も、やはり柔軟な独自審査の中小消費者金融に相談してみるのはオススメです。
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